はじめに
不登校でも大学受験はできるのか?不安に思っている方は多いでしょう。私自身がそうでした。
私は中学生のとき、学校に馴染めなくなり中2辺りから不登校になりました。友人関係がうまくいかなくなり、学校に行くことが辛くなりました。
その後教室ではなく相談室に通いながらもなんとか中学を卒業し全日制高校に入りました。
ですが、全日制高校で消極的な私は中学校で相談室通いということを知っていた同じ中学の同級生からからかわれ次第に高校に行くのもつらくなりました。
両親や高校の担任の先生は私を心配してくれましたが、私は誰とも話したくなくて、自分の部屋に閉じこもっていました。
その後高校を中退ししばらく絶望しました。自分を責める毎日でしたね。
そんな私が、なぜ大学受験を決意したのでしょうか?
この記事では、不登校から大学受験に挑戦した私の体験談をお話しします。また、不登校生が大学に進学するメリットについてもご紹介します。不登校でも大学受験はできることをお伝えしたいと思います。
高校中退から大学受験に向けての準備
私が大学受験に向けてどのような勉強をしたかというと、以下のようなことをしました。
大学受験に必要な資格や試験の種類を調べる
私は高校には通っていませんでしたが、大学試験を受けるために高校卒業の資格が必要なことを知りました。
その為に高校を中退した私に残された手段は、「通信制、定時制高校、高卒認定試験」という3つに絞られていました。
私は親が提案してくれた高卒認定試験を受けることにしました。
これは、高校卒業と同等の資格を得ることができる試験です。高卒認定試験に合格すれば、大学受験が可能になります。
また、大学入試には一般入試やセンター試験だけでなく、AO入試や推薦入試というものもあることを知りました。これらは、成績だけでなく、自己PRや面接などで個性や適性を見る入試です。
私は自分の興味や強みに合った大学や学部を探して、これらの入試に挑戦することにしました。
自分に合った学習環境や方法を作る
私は不登校だったので、学校や塾に通うことはできませんでした。そこで、インターネットや書籍を利用して自宅で勉強することにしました。
オンラインで講義や問題集を見たり、参考書や過去問を買って勉強したりしました。
また、自分のペースで勉強することができるように、1日のスケジュールや目標を決めて管理しました。
具体的には、朝起きてから夜寝るまでの時間を区切って、勉強時間や休憩時間を設定しました。また、毎日やるべきことや達成したいことをメモしておきました。
心がけていたことは「毎日コツコツでいいから勉強を続けること」です。
私は最初だけやる気があるけど続かないことが多いので、続けることを最優先目標に設定しました。
自信やモチベーションを保つための工夫をする
正直不登校って周りに友達がいないし、孤独で辛いし毎日勉強を継続するのって正直キツイっです。モチベーションもあがりません。
私は家での独学が向いていましたがモチベーションが下がることは多々ありました。正直モチベーションの維持が最大の敵といっても過言ではないと思います。
私は不登校だったので、勉強に自信がありませんでした。
そこで、自信やモチベーションを保つために、以下のような工夫をしました。
スマホのアプリで自分の成長や成果を記録する
勉強した時間や内容、テストの点数などや試験合格日までの日付をノートやカレンダーに書き込んで可視化しました。
自分がどれだけ頑張ってきたか、どれだけ成果を出してきたかを見ることで、自信や達成感を感じることができました。
スマホのアプリのフォーラムには同じように学習している人もいるので、そのような人たちの学習記録などを見てやる気を出してました。
勉強記録をつけると誰かが「いいね!」などをしてくれるので地味に励みになります。
思いきって勉強以外のことも楽しむ
勉強だけではなく、自分の好きなことや趣味にも時間を割きました。音楽を聴いたり、本を読んだり、ゲームをしたりしました。
不登校で更には毎日家の中で勉強だけをしているとストレスで「頭がおかしくなりそうになります」それに「不安で押しつぶされます」
自分のやってることは本当に正しいんだろうか?とか無駄に考えすぎちゃうんですよね。
なのでストレス解消のためにも趣味や遊びにもある程度時間を使ったほうがいいです。これらのことでリラックスしたり、刺激を受けたりすることで、勉強への意欲も湧いてきました。
苦手な科目や分野を克服するための方法を探す
私は数学が特に苦手でした。これらの科目は大学受験に必要なものでしたが、どうしても理解できないことや覚えられないことが多くて悩みました。
そこで、苦手な科目や分野を克服するために、以下のような方法を探しました。
基礎からやり直す
私は小学校の高学年に入ったくらいの時期から算数に苦手意識を持っていました。更には中学で不登校を発症してそのまま授業を受けずに来たものなので基礎がボロボロだったんですよね。
数学が苦手なのは基礎がそもそもできてないのでは?という原因に気づきました。は、基礎ができていないことが原因だと気づきました。そこで、小学高学年レベルからやり直して、基本的な知識や公式をしっかり身につけることにしました。
最初は簡単な問題でも解けなくて自分が嫌になることもありましたが、繰り返し練習するうちに少しずつできるようになっていきました。
苦手だなぁと思う教科があればそれは基礎がまだ出来ていない可能性があるので基礎学習から勉強したほうがいいです。
わかりやすい教材や解説を探す
教材探しはとても大事です。自分に合った教材を見つけたら他の教材に目移りしないことが大事です。私は本屋に立ち寄り自分の目で確認し、自分に合った教材や解説を探しました。
繰り返し復習する
苦手な科目や分野は、一度見ただけでは忘れてしまうことが多かったです。正直人間の脳は忘れるように出来ているのでどれだけ思い出すかが肝になってきます。
そこで、繰り返し復習することにしました。
過去問や問題集を何度も解いて、暗記するべきものはカードに書いて何度も読み返しました。
面接や小論文などの特殊な試験に対処するための方法
AO入試や推薦入試で受験する人は当たり前ですが面接や小論文が重要になってきます。
これらの試験は、自分の個性や適性をアピールすることが重要でしたが、不登校だと中々難しいことだと思われるでしょう。
そこで、面接や小論文などの特殊な試験に対処するために、以下のようなことを普段から考えておくといいです。
自分の強みや興味を見つける
面接や小論文では、自分の強みや興味を伝えることが大切です。しかし、不登校だと自分に自信がなくて、自分の強みや興味を見つけることができないですよね?
そこで、両親や友人、オンラインで知り合った仲間などに、自分の良いところや好きなことを聞いてみましょう。他人からの意見は客観的ですし、自分の強みや長所をみつけることができます。
自己分析をするときは自分の価値観を明確にするのがいいと思います。
あなたは何が好き?何が嫌い?
あなたが怒るときはどんなとき?あなたの許せない行動は?
あなたはどんな人に憧れる?どうしてそのような人に憧れる?
過去に嬉しかったことや悲しかったことはどんなとき?どうしてそう思った?
これらの質問を考えていくうちに自分の価値観を見つけていくことができます。
自己分析して価値観を明確にしておくことは今後自分の人生でも役に立ちます。
自己分析をすることは宝石を掘り出すようなものです。宝石は地下深くに埋もれていて、探し出すことは簡単ではないかもしれません。
でも掘り進めることで、美しい宝石を見つけ出すことができます。自己分析も同様に、自分自身の内面や真の価値観を見つけ出すことができます。
質問に答えることで、自分自身をどんどん深く掘り下げていきましょう、自分自身の価値観を明確にすることは、自分自身が本当に大切にしていることを把握することで、自分自身の人生をより豊かに、できますし自信を持つことができます。
自己PRや小論文の書き方や話し方を練習する
面接や小論文では、パターンの暗記ゲーです。頻出の質問やテーマは押さえておく必要があります。
自分の強みや興味を伝えるだけでなく、それがなぜ志望校や学部に向いているか、どう活かせるかを説明することが必要です。
しかし、不登校だと人とコミュニケーションをする機会がないですし話すことが苦手なことが多いです。
なので入念に面接の練習をする必要があります。親や友達に手伝ってもらうか、普段から声を出し練習をしましょう。
緊張しないように慣れる
面接や小論文では、緊張しないようにリラックスすることも大切です。
不登校だった私も人前に出ることが苦手だから気持ちはよくわかります。面接で緊張しないほうが無理ですよね。
正直これは慣れるしかありません。こればかりは場数を踏むしかないんですよね。なので緊張しすぎて無理だ!って人は予備校などがやってる模試だったり面接対策を受けることをお勧めします。
そうすることである程度は実際の受験の雰囲気に慣れることができます。
大学受験で私が抱えた困難と挫折
私が大学受験でどのような困難や挫折に直面したかというと、以下のようなことがありました。
学校や家庭との関係の変化や葛藤
私は不登校だったので、学校に行く必要がなくなりました。しかし、それは私にとっても両親にとっても大きな変化でした。
両親は私を心配してくれましたが、私は親に迷惑をかけていると感じてしまいました。
また、両親は私に大学受験を勧めてくれましたが、私はそれが本当に自分の意志なのかわからなくなくなりました。
正直ずっと家で独学してるとストレスも溜まるし不安にもなるしいいことないんですよね。自分だけでなく親もそうだと思います。
なので親は私の勉強法に口を出してきたり、大学受験についても何度も話し合いました。だんだんと大学受験する気力がなくなる時期もありました。その旅に親と衝突したり、喧嘩したりしました。
勉強のストレスや不安
私は不登校だったので、勉強することに慣れていませんでした。しかし、大学受験をするためには、たくさんのことを勉強しなければなりませんでした。
私は一生懸命勉強しましたが、どうしてもわからないことや覚えられないことがありました。そんな時は他の受験生と比べて自分が劣っているんじゃないか?皆はもっと効率よく勉強しているんじゃ?と私の勉強法を信じられなくなり、日々私は勉強に対してストレスや不安を感じてましたね。
受験勉強と自己管理の難しさ
私は不登校だったので、自分の好きなことや趣味に時間を割くことができました。しかし、大学受験をするためには、勉強に集中しなければなりません。
私は自分の好きなことや趣味を我慢するようになりましたが、それは私にとって辛いことでした。正直、勉強と趣味との両立が一番難しいです。
学校に行かない分サボろうと思えばサボり放題なので、勉強から遠ざかって遊んでしまうと中々勉強に戻れずそのまま1日が終わってしまうなんてこともありました。
そんな時は罪悪感でいっぱいになります。ストレスを解消するための趣味なのに逆にストレス溜めてる!?なんてこと多々ありましたね。
スケジュールや計画の作成から自己管理まで全て自分でしなければならないのでこれは正直やっかいです。
大学受験を通して得られたこと
私が大学受験でどのような成果や喜びを得たかというと、以下のようなことがありました。
志望校や学部への合格
まず最初は大学に合格したことですね。合格通知を受け取った時は自分の努力が報われた気がしてめちゃくちゃ嬉しかったです。達成感が凄かったです。ゲームなどでは味わえない達成感と解放感でしたしとても感動しました。
勉強の成果や自己成長の実感
私は大学受験を通して、たくさんのことを勉強しました。私は自分の苦手な科目や分野を克服しましたことも自信になりましたし。自分の努力で自分の成長を感じとることができましたね。
サポートしてくれた親への感謝
もちろん私は大学受験を一人でやり遂げたわけではありませんでした。
親からのサポートがなくては私は大学受験をしていなかったでしょう。
不登校で塞ぎこんで毎日ゲームとスマホばかりいじって「生きてる意味あるのかな?」とか思っていた時期に私に道標を示してくれたのは親でした。
最初はそんなこと無理に決まってるとか思っていましたけど。親が具体的に「こんな道があるよあんたやってみれば?あんたが頑張るならサポートするよ」といってくれたので少しずつ興味を持ち塞ぎこんでた時期を脱することができました。
親に心配もかけただろうし私以上にストレスも凄かったでしょう。だけど私の進むべき道と選択肢を与えてくれサポートしてくれた親に感謝です。
まとめ
不登校でも大学受験はできます!
私はそれを証明しました。もちろん、大学受験は簡単なことではありません。勉強することに慣れていない人にとっては、特に難しいことです。でも、不可能なことではありません。
私でも出来たので、あなたに出来ないわけがありません!私は中学の勉強すらまともにできてなかったですからね…数学に関しては算数すら危うかった…
もし不登校で今学校に行ってなくてこれからどうしようか不安に思っている人は大学受験を目指してみるのもいいのでは?と思っています。
もちろん大学受験だけがあなたの進むべき道じゃないかもしれません、就職する人もいるでしょう。
ただ何も予定がなくこれからの将来が不安な人は大学受験を目標に不登校から一歩抜け出してみませんか?
「大学受験してみたい」と親と話してみてください。
大学に進学することで、色々な道が開かれますしそれらを実現することができます。
私と同じように不登校はつらい状況ですが、まずはあなたがその苦しい状況から脱出できることを応援しています。

【自己紹介】
当ブログ運営者。不登校サポーター。私自身、高校時代に周りと馴染めず苦労し、中退してしまった経験があります。その後、高卒認定試験を受け再出発し、大学へ進学しました。そんな自分が経験したことを元に、同じように進路に悩んでいる人親御さんに役立つ情報を提供しています
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